2018年選抜高校野球出場校予想!21世紀枠まで野球オタクが解説!

こんにちは、ヤマトです。

今日は平成30年(2018年)のセンバツ高校野球について取り上げます。

 

春と夏の甲子園。

夏はすべての都道府県から出場校が出ますが、

春は32校のみが出場できる、まさに選抜大会。

 

ですが今回は第90回大会という節目。

通常より4校多い36校が出場できるのです。

私は中学高校と野球部に所属しており、

大人になってからも高校野球の観戦は欠かさず行ってます。

 

自宅に近いスワローズを応援していますが、

12球団どのチームについても、

選手名鑑を買って名前を覚えることは毎年のルーティンにしています。

 

さて、この記事では2018年の選抜高校野球出場校について、

出場校をどこよりも早く正確に予想します!

2018年の選抜高校野球出場校を大予想!

 

まずは出場校の決定方法。

これについて確認します。

 

今回は記念大会ということで、

出場校が36校と例年よりも4校増加します。

 

 

各地方から選出されるのが32校。

21世紀枠で選出されるのが3校。

明治神宮枠で選出されるのが1校。

 

合計で36校となります。

 

 

各地方からの選出内訳は、以下のとおりです。

 

北海道→1校

東北→3校

関東・東京→6校

東海→3校

北信越→3校

近畿→6校

中国→3校

四国→3校

九州・沖縄→4校

 

各地区の秋季大会の成績を踏まえ、

選出校が決定します。

 

秋季大会は選抜出場において重要な参考資料となりますし、

特に夏の甲子園に出場できなかった高校は、

秋季大会に向けて早めに準備できるメリットがあるとも言えます。

 

 

ちなみに関東と東京ですが、

関東から4校、東京から1校を選出し、

残りの1校を両地区から吟味して選出します。

 

 

次に21世紀枠ですが、簡単にまとめると、

 

「野球を行うことが困難ながらも克服した高校」

「文武両道で模範的な取り組みをする高校」

 

これらの条件を満たす高校が選出されます。

 

 

1次選考では各都道府県で1校ずつ、

2次選考では各地区で1校ずつの9校まで絞られます。

 

その後の最終選考で3校が決定しますが、

西日本から1校、東日本から1校、

そして地域を問わず1校が選ばれています。

 

 

ただし明示こそしていないものの、

秋季大会の成績は重要な選考基準になります。

 

各地区の秋季大会出場校であるか、

せめて都道府県大会でベスト8以上は必要でしょう。

 

とりわけここ数年は秋季大会の成績が最低ラインを超えていなければ、

最終的に21世紀枠として選出されなくなりつつあります。

 

最後に明治神宮大会枠。

 

各地区の秋季大会王者が集まり行われる明治神宮大会。

ここで優勝した高校の所属地区に「+1校分」の選考枠を付与するというものです。

昨年の選抜出場校をおさらい!

 

 

ここで昨年の選抜出場校をおさらいしましょう!

 

北海道→札幌第一

東北→盛岡大付、仙台育英

関東→作新学院、健大高崎、前橋育英、東海大望洋市原

東京→早実、日大三

東海→静岡、至学館

北信越→高岡商、福井工大福井

近畿→履正社、大阪桐蔭、滋賀学園、神戸国際大付、報徳学園、智弁学園、高田商

中国→創志学園、呉、宇部鴻城

四国→帝京第五、明徳義塾

九州・沖縄→福岡大大濠、東海大福岡、秀岳館、熊本工

21世紀枠→不来方、多治見、中村

 

センバツの選考においては、

秋季大会の成績よりも地域性も重視した上で選考が行われる年もありましたが、

ここ近年は地域性よりも成績を重視する傾向があります。

 

同一都道府県から2校の出場も珍しくなくなっていますし、

実際、昨年のセンバツ決勝は大阪対決になりましたからね。

 

36校へと枠が増えたとはいえ、

基本的には成績重視で選考が行われるものだと理解するのが良いと感じています。

各地区の秋季大会の出場校をピックアップ!

 

ここからは、各地区の秋季大会の出場校をピックアップします。

 

北海道と東京はそのまま代表校選定につながるので、

それ以外の地区の秋季大会出場校リストを紹介します。

 

夏の甲子園では名前を見かけない様な新興勢力も、

まだ常連校の体勢が整う前に勢いを持って駆け上がって来ます。

 

勢いそのままにセンバツの切符をつかむこともありますし、

それこそがハルの甲子園の醍醐味だと個人的には感じています。

 

※決定次第、順次更新します。

 

2017年秋季東北大会出場校

 

【青森】 青森山田、弘前東、八戸学院光星

【岩手】 花巻東、黒沢尻工、一関学院

【秋田】能代松陽、角館、由利工

【山形】酒田南、東海大山形、日大山形

【宮城】 仙台育英、利府、仙台南

【福島】聖光学院、光南、学法石川

 

2017年秋季関東大会出場校

 

【茨城】明秀日立、霞ケ浦

【栃木】 国学院栃木、作新学院

【群馬】 健大高崎、関東学園大付

【埼玉】 花咲徳栄、市川越

【千葉】 拓大紅陵、中央学院

【神奈川】 東海大相模、慶應、桐光学園

【山梨】 東海大甲府、山梨学院

 

2017年秋季東海大会出場校

 

【静岡】静岡、常葉大菊川、常葉大橘

【愛知】東邦、愛産大三河、中京大中京

【岐阜】中京学院大中京、大垣西、各務野

【三重】三重、いなべ総合、松阪商

 

2017年秋季北信越大会出場校

 

【新潟】 日本文理、中越、北越

【長野】 日本ウエルネス、佐久長聖、松商学園

【富山】 富山商、富山国際大付、高岡商

【石川】 星稜、日本航空石川、金沢学院

【福井】 金津、坂井、工大福井、北陸

 

2017年秋季近畿大会出場校

 

【滋賀】近江、比叡山、彦根東

【京都】乙訓、京都翔英

【大阪】大阪桐蔭、履正社、近大付

【兵庫】明石商、西脇工、神港学園

【奈良】智弁学園、高田商、法隆寺国際

【和歌山】智弁和歌山、日高中津

2017年秋季中国大会出場校

 

【鳥取】米子松蔭、鳥取城北、鳥取商

【島根】開星、石見智翠館、益田東

【岡山】岡山学芸館、倉敷商、おかやま山陽

【広島】国際学院、尾道、瀬戸内、盈進

【山口】下関国際、高川学園、下関西

 

2017年秋季四国大会出場校

 

【徳島】鳴門、生光学園、鳴門渦潮

【香川】英明、大手前高松、高松商

【愛媛】松山聖陵、西条、小松

【高知】 明徳義塾、高知、追手前

 

2017年秋季九州大会出場校

 

【福岡】東筑、筑陽学園

【佐賀】佐賀学園、伊万里

【長崎】創成館、長崎商

【熊本】文徳、九州学院

【大分】明豊、鶴崎工

【宮崎】延岡学園、富島、宮崎日大、都城東

【鹿児島】神村学園、鹿児島実業

【沖縄】沖縄尚学、興南

 

2018年センバツ出場校はこの36校!

 

ではここからは、

各地区の秋季大会の成績を踏まえた上で、

出場校を予想していきます。

 

まずは各地区の出場校32校を予想します。

 

◆北海度地区(1枠)

【優勝】 駒大苫小牧

 

ヤンキースの田中将大選手の母校、「駒大苫小牧」

秋季大会で優勝し、センバツ出場を当確のものとしています。

 

夏も含め北海道地区を勝ち抜くのは年々激戦となっていますし、

マー君旋風で甲子園を沸かせた駒大苫小牧の出場は、

個人的には嬉しいです。

◆東北地区(3枠)

【優勝】聖光学院(福島)

【準優勝】 花巻東(岩手)

【ベスト4】能代松陽(秋田)、日大山形(山形)

 

例年は2枠の東北地区は、今回は3枠に増加。

優勝した聖光学院と、準優勝の花巻東の2校は当確でしょう。

 

問題なのは3校目。

都道府県大会の成績だけを見ると、能代松陽は秋田県大会優勝。

日大山形は山形県大会3位。

都道府県大会の成績を優遇するなら、能代松陽が3校目に滑りこみそうです。

 

ただし、東北大会の中で日大山形は、

都道府県大会優勝校の仙台育英と酒田南を撃破しています。

 

東北大会の勝ち上がりでインパクトが強いのは、

能代松陽よりも日大山形です。

 

個人的には、都道府県大会よりも強豪校が集まる東北大会の結果が優先されると予想し、

3枠目には日大山形が滑りこむと予想します。

 

◆関東地区(4.5枠)

【優勝】中央学院(千葉)

【準優勝】明秀日立(茨城)

【ベスト4】東海大相模(神奈川)、慶応(神奈川)

【ベスト8】健大高崎(群馬)、国学院栃木(栃木)、霞ケ浦(茨城)、作新学院(栃木)

 

今回は明秀日立や中央学院といった、春夏通じて初の甲子園出場を目指す高校の躍進が光りました。

この2校に加え、東海大相模と慶応の2校は当確といって良いでしょう。

 

そして東京地区とのイスを争う5枠目は、健大高崎(群馬)と国学院栃木(栃木)の2校が有力です。

いずれも準々決勝では競った好ゲームを演じていますし、

ともに県大会優勝校ということで実力もあります。

 

ただしこの2校を比較するならば、

健大高崎は近年の甲子園での実績が十分にあるため、

出場することで好成績を残しやすいというイメージはあります。

 

近年の甲子園での活躍が選考に影響を与えるならば、

健大高崎が5枠目に滑り込む可能性が高いと見ています。

◆東京地区(1.5枠)

【決勝】日大三

【準優勝】佼成学園

 

日大三高は当確。

焦点は準優勝した佼成学園でしょう。

 

東京の5枠目と争う形になりますが、

東京都大会決勝でも、スコアこそ11−5ですが、

9回までは4−4の競った展開だったこともあり、

そこまで大差で破れた感はありません。

 

ただ昨年は東京から2校。

一昨年は関東から5校と、意図的がどうかはわからないものの交互に選出されています。

 

そのため予想では東京から2校目というよりは、

関東から5校目が選出される可能性が若干高井と感じています。

 

◆北信越地区(3枠)

【優勝】日本航空石川(石川)

【準優勝】 星稜(石川)

【ベスト4】富山商(富山)、富山国際大付(富山)

 

北信越地区は例年より1枠増加され3枠に。

ベスト4が石川県と富山県の高校で占められるという珍しい展開になりました。

 

日本航空石川と星稜の2校は当確。

3枠目ですが、富山県の2校が争います。

これに関しては富山県大会で優勝している富山商が有力でしょう。

◆東海地区(3枠)

【優勝】静岡(静岡)

【準優勝】東邦(愛知)

【ベスト4】三重(三重)、中京学院大中京(岐阜)

 

東海地区も記念大会のため3枠に増加。

決勝に残った静岡と東邦の2校は当確です。

 

難しいのはもう1枠。

これはなかなか読めません。

 

三重も中京学院大中京も県大会の優勝校。

そして準決勝はどちらも競った好ゲームを演じています。

 

正直、これは選考委員の判断によって分かれるところ…

事前に予想できるとすれば、9回までリードを奪っていた三重高校が、

接戦度合いで言えば紙一重上だと言えます。

 

そのため三重が3校目に滑り込みそうな予感がしますが、

正直決定打には欠けるなと感じています。

 

◆近畿地区(6枠)

【優勝】大阪桐蔭(大阪)

【準優勝】智弁和歌山(和歌山)

【ベスト4】乙訓(京都)、近江(滋賀)

【ベスト8】法隆寺国際(奈良)、智辯学園(奈良)、彦根東(滋賀)、近大附(大阪)

 

大阪桐蔭はやっぱり強かった。

下馬評通りに勝ち上がるのは、本当にすごいことだと思います。

 

そして近畿は6枠ですので、大阪桐蔭、智弁和歌山、乙訓、近江の4校は当確でしょう。

京都の公立校である乙訓は、選出されれば春夏通じて初の甲子園出場になります。

 

焦点はあと2枠。

準々決勝の展開を見ると、コールド負けをしている法隆寺国際と近大附の印象は今ひとつ。

智辯学園と彦根東の選出が有力視されています。

 

ただ近大附の準々決勝の相手は、優勝した大阪桐蔭。

ここがどう考慮されるのかが焦点です。

 

◆四国地区(3枠)

【優勝】明徳義塾(高知)

【準優勝】英明(香川)

【ベスト4】松山聖陵(愛媛)、高松商(香川)

 

決勝に勝ち残った明徳義塾と英明。

この2校は当確でしょう。

 

3校目ですが、準決勝でコールド負けをしてしまった高松商は分が悪くなります。

また都道府県大会でも、松山聖陵は優勝校なのに対し、高松商は第三代表。

この両方を加味すると、松山聖陵が有力と考えられます。

◆中国地区(3枠)

【優勝】おかやま山陽(岡山)

【準優勝】下関国際(山口)

【ベスト4】瀬戸内 (広島)、尾道 (広島)

 

この中で決勝まで勝ち残った下関国際(山口)とおかやま山陽(岡山)の2校は当確でしょう。

 

問題は3校目。

瀬戸内と尾道はともに広島県代表。

地方大会の成績だけを見れば瀬戸内の方が上。

ただ尾道は準々決勝で広島県第一代表の盈進を下しています。

 

どちらが選ばれるのか。

正直難しい側面もありますが、県大会の成績と地区大会の成績を見ながら、瀬戸内が有力だと個人的には感じています。

 

◆九州地区(4枠)

【優勝】創成館(長崎)

【準優勝】富島(宮崎)

【ベスト4】延岡学園(宮崎)、東筑(福岡)

 

九州地区はベスト4に残った4校で当確でしょう。

地域性以上に実力を重視する傾向の強い地区ですし、

準々決勝の勝ち上がりを見ても良いゲームをして来ています。

 

この中で富島は出場が決まれば春夏通じて初となります。

また東筑は公立校ですし、競合私学がひしめく福岡で夏春連続出場となったら立派です。

 

明治神宮大会枠はこの1校!

 

次にお伝えするのが「明治神宮大会枠」

 

各地区大会の優勝校がトーナメント方式で戦い、

優勝校の所属する地区に+1枠、センバツ出場枠が追加されるというものです。

 

そして明治神宮大会で優勝したのは、明徳義塾。

大阪桐蔭を破り勢いに乗る創成館を下しての優勝です。

 

これで四国地区に神宮枠が1つ付与されます。

四国地区は2年前に高松商が優勝していますし、

明治神宮大会で近年好成績を残していますね。

 

ということで、四国地区は4枠の選出になるため、

ベスト4に残っていた松山聖陵(愛媛)、高松商(香川)の両校が順当に選出されると考えられます。

2018年センバツの21世紀枠出場校はこの3校!

 

さて、21世紀枠の出場校。

まずは都道府県の推薦校を紹介します。

 

◆東北地区

青森→八戸高専(県大会ベスト4)

岩手→久慈(県大会ベスト4)

秋田→由利工(県大会3位、東北大会ベスト8)

宮城→角田(県大会ベスト4)

山形→九里学園(県大会ベスト16)

福島→磐城(県大会ベスト8)

 

◆関東・東京地区

群馬→藤岡中央(県大会ベスト4)

栃木→青藍泰斗(県大会ベスト4)

茨城→日立一(県大会ベスト4)

埼玉→市川越(県大会準優勝、関東大会1回戦)

千葉→柏南(県大会ベスト16)

神奈川→鎌倉学園(県大会ベスト4)

山梨→都留興譲館(県大会ベスト8)

東京→佼成学園(都大会準優勝)

 

◆北信越地区

新潟→長岡大手(県大会ベスト8)

長野→松本深志(県大会ベスト8)

富山→富山国際大付(県大会準優勝、北信越大会ベスト4)

石川→飯田(県大会ベスト8)

福井→金津(県大会優勝、北信越大会1回戦)

 

◆東海地区

静岡→静岡市立(県大会ベスト4)

愛知→愛産大三河(県大会準優勝、東海大会1回戦)

三重→桑名(県大会ベスト16)

岐阜→大垣西(県大会準優勝、東海大会ベスト8)

 

◆近畿地区

京都→乙訓(府大会準優勝、近畿大会ベスト4)

滋賀→膳所(県大会ベスト8)

奈良→法隆寺国際(県大会3位、近畿大会ベスト8)

和歌山→星林(県大会ベスト8)

大阪→池田(府大会ベスト8)

兵庫→尼崎小田(県大会ベスト8)

 

◆四国地区

徳島→生光学園(県大会準優勝、四国大会ベスト8)

香川→坂出工(県大会ベスト16)

高知→高知追手前(県大会3位、四国大会1回戦)

愛媛→新居浜南(県大会ベスト8)

 

◆中国地区

広島→大竹(県大会ベスト16)

岡山→岡山芳泉(県大会ベスト16)

鳥取→米子工(県大会ベスト8)

島根→大田(県大会4位)

山口→下関西(県大会3位、中国大会1回戦)

 

◆九州地区

福岡→小倉(県大会ベスト4)

佐賀→伊万里(県大会準優勝、九州大会1回戦)

長崎→長崎工(県大会ベスト8)

熊本→熊本商(県大会ベスト8)

大分→大分舞鶴(県大会ベスト8)

宮崎→福島(県大会ベスト8)

鹿児島→鹿児島情報(県大会ベスト4)

沖縄→石川(県大会ベスト4)

 

 

そして各地区からの推薦校、合計9校が以下の通りです。

 

北海道→函館工

東北→由利工(秋田)

関東・東京→藤岡中央(群馬)

北信越→金津(福井)

東海→大垣西(岐阜)

近畿→膳所(滋賀)

四国→高知追手前(高知)

中国→下関西(山口)

九州→伊万里(佐賀)


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