2019年選抜高校野球出場校予想!21世紀枠まで野球オタクが解説!

こんにちは、ヤマトです。

今日は平成31年(2019年)のセンバツ高校野球について取り上げます。

 

平成の元号で開催される最後のセンバツ。

野球好きの私にとっても、何だか胸が熱くなります。

 

ちなみに過去2年間もセンバツ出場校を予想しました。

以下の記事にまとめているので、参考として読みたい方は読んでみてくださいね。

⇒2018年選抜高校野球出場校予想!21世紀枠まで野球オタクが解説!

⇒2017年選抜高校野球出場校予想!21世紀枠も含め野球オタクが解説!

 

 

さて、春と夏の甲子園の違いですが、

夏はすべての都道府県から出場校が出ますが、

春は32校のみが出場できる、まさに選抜大会。

 

そして選出校決定の判断材料となるのが、

秋季地方大会の成績です。

 

夏の甲子園に出場したチームは、

必然的に新チームの始動は遅くなるので、

夏とは異なるチームが出場権を手にすることは普通にあります。

 

選手権1回戦から熱戦が繰り広げられます。

 

さて、この記事では2019年の選抜高校野球出場校について、

出場校をどこよりも早く予想します!

2019年の選抜高校野球出場校を大予想!

 

まずは出場校の決定方法をおさらいします。

 

各地方から選出されるのが28校。

21世紀枠での選出が3校。

そして明治神宮大会枠が1校。

 

合計32校が選出されます。

 

各地方からの選出内訳は、以下のとおりです。

 

北海道→1校

東北→2校

関東・東京→6校

東海→2校

北信越→2校

近畿→6校

中国・四国→5校

九州・沖縄→4校

 

ちなみに関東と東京ですが、

関東から4校、東京から1校を選出し、

残りの1校を両地区から吟味して選出します。

※四国・中国も方式は同じです。

次に21世紀枠ですが、簡単にまとめると、

「野球を行うことが困難ながらも克服した高校」

「文武両道で模範的な取り組みをする高校」

これらの条件を満たす高校が選出されます。

 

1次選考では各都道府県で1校ずつ、

2次選考では各地区で1校ずつの9校まで絞られます。

 

その後の最終選考で3校が決定しますが、

西日本(近畿、中国、四国、九州)から1校、

東日本(北海道、東北、関東・東京、北信越、東海)から1校、

そして地域を問わず1校が選ばれています。

 

ただし明示こそされていないものの、

秋季大会の成績は重要な選考基準になります。

 

各地区の秋季大会出場校であるか、

せめて都道府県大会でベスト8以上は必要でしょう。

 

とりわけここ数年は秋季大会の成績が最低ラインを超えていなければ、

最終的に21世紀枠として選出されなくなりつつあります。

 

21世紀枠で選出されたといえども、

甲子園では各地方から選出された高校と対戦します。

 

あまりにも実力差があっては、

それこそ試合にならないかもしれませんからね。

 

最後に明治神宮大会枠。

各地区の秋季大会王者が集まり行われる明治神宮大会。

ここで優勝した高校の所属地区に「+1校分」の選考枠を付与するというものです。

昨年の選抜出場校をおさらい!

 

それではまず、

昨年の選抜出場校をおさらいしましょう!

 

昨年は90回の記念大会だったため、

通常よりも4校多い36校が出場しました。

 

北海道→駒大苫小牧

東北→花巻東、日大山形、聖光学院

関東→明秀日立、中央学院、国学院栃木、慶応、東海大相模

東京→日大三

東海→静岡、東邦、三重

北信越→富山商、日本航空石川、星稜

近畿→大阪桐蔭、近江、彦根東、乙訓、智弁学園、智弁和歌山

中国→おかやま山陽、瀬戸内、下関国際

四国→英明、松山聖陵、高知、明徳義塾

九州・沖縄→東筑、創成館、富島、延岡学園

21世紀枠→由里工(秋田)、膳所(滋賀)、伊万里(佐賀)

 

 

センバツの選考においては、

秋季大会の成績よりも地域性も重視した上で選考が行われる年もありましたが、

ここ近年は地域性よりも成績を重視する傾向があります。

 

同一都道府県から2校の出場も珍しくなくなっていますし、

実際、一昨年のセンバツ決勝は大阪対決になりましたからね。

 

そして今回のセンバツでは、

出場すれば大阪桐蔭の3連覇が注目されています。

 

センバツの3連覇はもちろん、

春夏春と3期連続で甲子園を制覇したら、

もはや伝説に残りますよね。

各地区の秋季大会の出場校をピックアップ!

 

ここからは、各地区の秋季大会の出場校をピックアップします。

 

北海道と東京はそのまま代表校選定につながるので、

それ以外の地区の秋季大会出場校リストを紹介します。

 

 

2018年秋季東北大会出場校

【青森】八戸学院光星、弘前東、青森山田

【岩手】花巻東、盛岡大付、専大北上

【秋田】秋田修英、横手、秋田商

【山形】酒田南、羽黒、山形城北

【宮城】仙台育英、古川、大崎中央

【福島】聖光学院、日大東北、福島商

 

2018年秋季関東大会出場校

【茨城】常総学院、藤代

【栃木】佐野日大、作新学院

【群馬】前橋育英、桐生第一

【埼玉】春日部共栄、東農大三

【千葉】習志野、中央学院

【神奈川】横浜、桐蔭学園

【山梨】東海大甲府、山梨学院、甲府工

 

2018年秋季東海大会出場校

【静岡】御殿場西、清水桜が丘、静岡

【愛知】東邦、中京大中京、中部大春日丘

【岐阜】中京学院大中京、大垣日大、岐阜第一

【三重】菰野、三重、津田学園

2018年秋季北信越大会出場校

【新潟】日本文理、新潟南、関根学園、帝京長岡

【長野】上田西、松本第一、東海大諏訪

【富山】富山一、高岡商、高岡第一

【石川】星稜、遊学館、小松商

【福井】工大福井、金津、啓新

 

2018年秋季近畿大会出場校

【滋賀】近江、近江兄弟社

【京都】福知山成美、京都国際、龍谷大平安

【大阪】履正社、大阪桐蔭、大阪偕星

【兵庫】明石商、神戸国際大付、報徳学園

【奈良】天理、橿原

【和歌山】智弁和歌山、市和歌山、南部

 

2018年秋季中国大会出場校

【鳥取】鳥取城北、米子東、鳥取商

【島根】大社、平田、開星

【岡山】創志学園、倉敷商、岡山理大付、関西

【広島】広陵、市呉、崇徳

【山口】高川学園、聖光、岩国商

 

2018年秋季四国大会出場校

【徳島】川島、徳島商、富岡西

【香川】高松商、志度、英明

【愛媛】帝京第五、聖カタリナ学園、松山聖陵

【高知】高知商、高知、明徳義塾

 

2018年秋季九州大会出場校

【福岡】九州国際大付、筑陽学園

【佐賀】佐賀学園、北陵

【長崎】長崎南山、長崎商

【熊本】熊本国府、熊本西

【大分】明豊、大分

【宮崎】日章学園、小林西

【鹿児島】鹿屋中央、神村学園

【沖縄】沖縄水産、興南

2019年センバツ出場校はこの32校!

 

ではここからは、

各地区の秋季大会の成績を踏まえた上で、

出場校を予想していきます。

※決定次第、順次更新します。

 

◆北海道地区(1枠)

【優勝】 札幌大谷

【準優勝】札幌第一

 

創部10年目で悲願の初優勝。

初の甲子園に意気揚々と乗り込みます。

 

準決勝、決勝とビハインドの展開から逆転しているので、

粘り強さについては折り紙付きだと言えるでしょう。

 

◆東北地区(2枠)

【優勝】八戸学院光星(青森)

【準優勝】盛岡大付(岩手)

【ベスト4】花巻東(岩手)、古川(宮城)

 

順当にいけば、決勝進出2校で当確です。

どちらも自力のある高校ですので、

甲子園に出場しても良い戦いを見せてくれるでしょう。

 

ベスト4に進出したチームでは、

宮城県の公立校である古川は健闘しました。

 

東北地区枠での出場は厳しいですが、

21世紀枠の候補に選ばれれば、

成績的にも可能性がなくはないでしょう。

 

昨年も秋田の由利工が21世紀枠で選出されましたが、

東北大会に出場したことも多きな要因だったと思われます。

 

由利工の様なケースが2年連続で続けば、

古川にも選出の目が期待できるでしょう。

 

◆関東地区(4.5枠)

【優勝】桐蔭学園(神奈川)

【準優勝】春日部共栄(埼玉)

【ベスト4】山梨学院(山梨)、習志野(千葉)

【ベスト8】東海大甲府(山梨)、横浜(神奈川)、佐野日大(栃木)、前橋育英(群馬)

 

ベスト4の4校は当確。

地域もバラバラですし、落選する理由が見当たりません。

桐蔭学園や習志野など、センバツは久々の出場という高校もあり、見応えもありますね。

 

そして気になるのは0.5枠の行方。

東京と関東で残りの1校を決めるのですが、

近年は「関東→東京→関東」と交互に0.5枠の選出が行われています。

この流れに沿うならば、今回は「東京」に0.5枠が与えられる順番です。

 

ただし東京の準優勝校の成績によっては、

関東から5校目が滑り込む可能性も0ではありません。

その場合は地域性を考慮して、佐野日大か前橋育英が候補になりそうです。

 

◆東京地区(1.5枠)

【優勝】国士舘

【準優勝】東海大菅生

国士舘高校が10年ぶりに地区大会を制覇しました。

これまで9回甲子園に出場歴があるのですが、その内8回がセンバツ。

「秋季大会にとりわけ強い国士舘」とも言えそうですね。

 

そして関東との比較で選出される2校目は東海大菅生。

決勝は1点差の好ゲームを演じていることや、

ここ数年は「関東→東京→関東」と交互に1枠を与え合っていることもあり、

東京から2校目が選出される可能性もそれなりに高いと言えます。

◆東海地区(2枠)

【優勝】東邦(愛知)

【準優勝】津田学園(三重)

【ベスト4】中京大中京(愛知)、中京学院大中京(岐阜)

 

優勝した東邦と準優勝の津田学園の2校で当確と言えるでしょう。

 

津田学園については昨年夏にも甲子園に出場していますし、

三重県でも力をつけて来ている高校の1つですね。

 

◆北信越地区(2枠)

【優勝】星稜(石川)

【準優勝】啓新(福井)

【ベスト4】上田西(長野)、東海大諏訪(長野)

 

決勝進出した2校で当確と言って良いでしょう。

星稜は高校生日本代表で来年のドラフト候補の奥川投手が、

地方大会でも実力を存分に発揮していますね。

 

そして福井の啓新は春夏通じて初めての甲子園出場が近づいています。

初出場が決まれば、萎縮することなくノビノビとプレーして欲しいですよね。

 

◆近畿地区(6枠)

【優勝】龍谷大平安(京都)

【準優勝】明石商(兵庫)

【ベスト4】履正社(大阪)、智弁和歌山(和歌山)

【ベスト8】大阪桐蔭(大阪)、福知山成美(京都)、市和歌山(和歌山)、報徳学園(兵庫)

 

近畿地区は基本的にベスト4までの4校と

ベスト8の中の2校が選出されて来ました。

 

ベスト8までを見ると、同じ府県から2校ずつが勝ち上がっており、

しかもベスト4の4校はいずれも地域がバラバラ。

 

ベスト8の中でどの2校が選ばれるのか。

大阪桐蔭は実力的にも抜けている印象がありますが、

大阪桐蔭を破った智弁和歌山が準決勝でコールド負けを喫しています。

 

また市和歌山を破った履正社も準決勝でコールド負けを喫しています。

 

センバツ出場に当確ランプがともる準々決勝と、

センバツ出場をほぼ当確にした準決勝の戦い。

一概に比較はできませんが、準決勝がいずれもコールドゲームなのは気になります。

 

準決勝までの4校に加えて、

準決勝でコールド勝ちをした2校に準々決勝で敗れた福知山成美と報徳学園。

この2校がそろって選出される可能性もそれなりにあるでしょう。

 

また優勝した龍谷大平安に1回戦で1点差で敗れた天理高校が、

選考の候補に例外的に登って来るのかも注目ポイントです。

今年度の近畿は例年以上に読めないです。

 

◆中国地区(2.5枠)

【優勝】広陵(広島)

【準優勝】米子東(鳥取)

【ベスト4】市呉(広島)、創志学園(岡山)

 

決勝進出した2校は当確。

問題は四国と比較して選出される3校目がどこになるのか。

 

創志学園は準決勝で広陵にコールド負けを喫していますが、

7回までは1点差ゲームを演じています。

一方で市呉は米子東に延長13回で敗れています。

 

どちらも印象的には大差ないため、

四国との比較でどちらの高校が選ばれるのかが読めません。

 

ただし地域バランスを考慮するならば、

岡山県から創志学園が3校目に選出される可能性の方が高いでしょう。

 

◆四国地区(2.5枠)

【優勝】高松商(香川)

【準優勝】松山聖陵(愛媛)

【ベスト4】富岡西(徳島)、高知商(高知)

 

優勝と準優勝の2校は当確。

問題は中国地区との比較で選出される3校目。

 

準決勝の試合内容から見ると富岡西が有力ですが、

この高校は21世紀枠での選出も有力視されています。

 

富岡西が21世紀枠の候補に入って来るかどうかで、

3校目にどちらの高校が選出されるのかが変わって来そうな予感がします。

 

◆九州地区(4枠)

【優勝】筑陽学園(福岡)

【準優勝】明豊(大分)

【ベスト4】大分、日章学園(宮崎)

【ベスト8】熊本西(熊本)、長崎商(長崎)、神村学園(鹿児島)、興南(沖縄)

 

九州地区は4校が選出されますが、

順当にベスト4の4校が残ると見て間違いないでしょう。

 

大分県から2校選出されることになりますが、

同じ都道府県から2校以上の選出はセンバツでは普通にあり得ることです。

実力的に見てもベスト8からの逆転選出はないと見て良いでしょうね。

 

明治神宮大会枠はこの1校!

 

次にお伝えするのが「明治神宮大会枠」

 

各地区大会の優勝校がトーナメント方式で戦い、

優勝校の所属する地区に+1枠、センバツ出場枠が追加されるというものです。

 

そして明治神宮大会で優勝したのは、北海道の札幌大谷高校。

明治神宮大会の初出場初優勝を飾りました。

 

前評判では星稜高校を優勝候補に推す声が多かったのですが、

星稜高校を決勝で破っての優勝となります。

 

そしてこれで、北海道地区に神宮枠が1つ付与されます。

 

これにより北海道地区大会で準優勝となった

札幌第一高校がセンバツに選出されることが有力となっています。

 

ちなみに北海道に神宮枠が付与されるのは、

田中将大選手を擁した駒大苫小牧高校以来。

通算でも2度目の快挙と言えます。

 

2018年センバツの21世紀枠出場校はこの3校!

 

さて、21世紀枠の出場校。

まずは都道府県の推薦校を紹介します。

 

◆東北地区

青森→八戸工(県大会ベスト4)

岩手→千厩(県大会ベスト8)

秋田→秋田修英(県大会優勝)

宮城→古川(県大会準優勝、東北地区大会ベスト4)

山形→酒田東(県大会ベスト16)

福島→磐城(県大会ベスト8)

 

◆関東・東京地区

群馬→伊勢崎清明(県大会ベスト8)

栃木→今一工(県大会ベスト8)

茨城→石岡第一(県大会ベスト4)

埼玉→松山(県大会ベスト16)

千葉→佐倉(県大会ベスト16)

神奈川→横浜商業(県大会ベスト8)

山梨→甲府城西(県大会ベスト4)

東京→東亜学園(都大会ベスト4)

 

◆北信越地区

新潟→新潟南(県大会準優勝)

長野→飯山(県大会ベスト8)

富山→富山東(県大会ベスト4)

石川→小松商業(県大会ベスト4)

福井→金津(県大会準優勝)

 

◆東海地区

静岡→清水桜が丘(県大会準優勝)

愛知→西尾東(県大会ベスト4)

三重→木本(県大会ベスト8)

岐阜→岐阜(県大会ベスト8)

 

◆近畿地区

京都→京都すばる(府大会ベスト8)

滋賀→高島(県大会ベスト8)

奈良→橿原(県大会準優勝)

和歌山→南部(県大会ベスト4)

大阪→八尾(府大会ベスト16)

兵庫→六甲アイランド(県大会ベスト8)

 

◆四国地区

徳島→富岡西(県大会3位、四国地区大会ベスト4)

香川→志度(県大会準優勝)

高知→高知工(県大会ベスト8)

愛媛→新居浜西(県大会ベスト16)

 

◆中国地区

広島→大竹(県大会ベスト16)

岡山→勝山(県大会ベスト16)

鳥取→米子東(県大会準優勝、中国地区大会準優勝)

島根→平田(県大会準優勝)

山口→萩商工(県大会ベスト8)

 

◆九州地区

福岡→鞍手(県大会ベスト16)

佐賀→鹿島(県大会ベスト8)

長崎→鎮西学院(県大会ベスト8)

熊本→熊本西(県大会準優勝)

大分→津久見(県大会ベスト4)

宮崎→都城西(県大会ベスト8)

鹿児島→川内(県大会ベスト8)

沖縄→普天間(県大会ベスト8)

 

 

そして各地区からの推薦校、合計9校が以下の通りです。

 

北海道→釧路湖陵

東北→古川(宮城)

関東・東京→石岡第一(茨城)

北信越→金津(福井)

東海→清水桜が丘(静岡)

近畿→八尾(大阪)

四国→富岡西(徳島)

中国→平田(島根)

九州→熊本西(熊本)

 

21世紀枠での選出とはいえ実力も備えていなければ、

甲子園では一方的な試合展開になってしまいます。

そのためここ数年は都道府県大会にとどまらず、

地区大会に出場している高校を選出するケースが増えています。

 

ですが昨年の膳所高校の様に、

地区大会に出場していなくとも選出されるケースもあります。

 

例えば今回の近畿地区の選出においても、

地区大会に出場している橿原高校ではなく、

出場していない八尾高校が選出されています。

 

実力は確かに重要な要素ですが、

それ以外の要素も確実に絡んで来ています。

 

そのため予想が非常に難しい側面もあるのですが、

私が予想するのは以下の3校です。

・金津(北信越)

・富岡西(四国)

 

まず東日本と西日本の枠ではこの2校を予想します。

 

東日本の金津(北信越)高校ですが、

2年連続で北信越地区大会に進出しており、

継続して実力をつけている点も好印象です。

 

それに昨年の21世紀枠の北信越推薦校も金津。

2年連続で北信越地区でプッシュしているのは、

それだけ出場するに足るという根拠があってこそ。

 

新潟南高校も地区大会には出場しているものの、

金津高校を地区全体で推薦している所から、

地区としての想いを感じます。

 

また直近の北信越地区からの21世紀枠での選出は、

2011年の佐渡高校までさかのぼらなければなりません。

 

これは東日本の他地区と比較しても

一番ブランクが長いことになります。

 

もちろん選出頻度のバランスを取る必要はないのですが、

この点もそろそろ考慮されても良いのではと感じています。

 

そして西日本地区ですが、

徳島県の富岡西(四国)を予想します。

 

地区大会でベスト4に入る等、

実績については文句なしと言えます。

 

加えて過去に2度、地区の代表校に選出されており、

継続して選出されているのも好印象を抱かせます。

そして両地区を含めて選ばれる3校目ですが…

大阪の八尾(近畿)高校の選出を予想します。

 

昨年も近畿の膳所高校が選出されており、

一見すると選出の可能性が薄く感じそうですが、

根拠は2つあります。

 

まず1つ目が「今までの近畿地区の選出校の傾向」です。

何と21世紀枠が導入されてから今まで、

近畿地区から大阪の高校が推薦されたことが1度もないのです。

 

そんな中で今年に限って、

しかも近畿地区大会に出場していない高校を推薦していること。

「今年選出しなければならない」という強い背景を感じます。

 

そして2つ目が地震。

大阪では2018年6月に非常に大きな地震が発生しました。

 

過去に東日本大震災が発生した時は、

宮城や福島の高校が選出されていた様に、

地震が発生した直近のセンバツだからこそ、

被災地の高校を選出したいという思惑が働いても不思議ではありません。

 

もちろん地震だけなら北海道でも発生していますが、

今までで初めて大阪の高校が選出されていることもあり、

地震に関連して選出されるならば大阪ではないかと予想しています。

 

 

ただし八尾高校と非常に迷ったのが、

宮城県の古川(東北)高校。

 

東北地区大会でベスト4に進出しており、

かつ公立校で県内有数の進学校。

創立122年と歴史も古く、

21世紀枠で選出されそうな条件が複数存在しています。

 

 

…とここまでお伝えした通り、

「金津、富岡西、八尾」の3校が選出されると予想しています。

そしてこの3校に割って入るならば、古川高校ではないかとも予想しています。

 

何を隠そう21世紀枠の予想は本当に難しいので、

あくまで参考情報として捉えていただけたらと思います。



このページの先頭へ